〝ジャニーズのラップ担当として〟夢を叶える


Creepy NutsとコラボしてFNS歌謡祭で「かつて天才だった俺たちへ」を披露するSixTONES・田中樹〟という文字列のこと未だにオタクの都合の良い夢だと思ってしまう節あるけど、昨日の事前番組のインタビュー観てそのあとテレガイのすとーんずのれんさい読んで夜中にANN聴いたらありえん好き!!!が爆発してしまったので取り急ぎ感じた諸々を書き残しておこと思ってブログを開きました。

サンキューはてなブログTwitterのこと愛してるけど140字じゃ到底無理です。


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コラボが決まった時のことを本当に目をきらきら輝かせて話すところ、緊張の中に確かな高揚が覗いてて愛しかったな。ANNもそう。声色からだけでも、うきうきドキドキしてることがこれでもかと言うほど伝わってくる。知ってる曲、好きな曲、何度も聴いてた曲なのにコラボ決まって改めて再生したらまるで別物みたいに感じられて、どうやって歌うんだっけってあわあわして、リハで楽しいですねって言われて楽しいですって返したけど本当はそれどころじゃなかったから、本番はかっこよく決めたいという気合はもちろんだけど何よりも「楽しみたい」と思ってて。


一人のファンとしてコラボの高揚を語るところは溌剌として少年みたいにかわいらしくて、見どころを語るところは、まぁ〜ツイートにも色々書いたけど言葉の細部まで思慮深くてちょっと本当にすごいな、この人は、と思った。


Creepy Nutsさんのファンの方が僕を初めて観る機会になると思うし、僕のファンたちがCreepy Nutsさんの音楽に触れる機会にもなると思うので、これを機にヒップホップをよく聴く方々と、ジャニーズとかアイドルをよく聞く方々の、壁があるならそこが壊れるような、数分になったらいいなと思います」


今回のコラボのきっかけにもなったANNスペシャルウィークの企画としてお互いの曲を紹介し合ったから音源として聴いたことはあるというファンは多いけど、ビジュアルを〝観る〟こととパフォーマンスに〝触れる〟ことはテレビという映像媒体ならではのことだから、さり気ないことだけど情報として果てもなく正確な言葉選びだなと思った。

それから、CreepyNutsの〝ファンの方〟は自分を〝初めて〟観るのに対して自分の〝ファンたち〟に向けてはその四文字を使わなかったところも、意識して聴かないとさらりと流れていくことだろうけど謙虚かつ地に足ついた敬意の示し方で好きでした。SixTONESのファンのことを特別にあったかい内側に置いていてくれるところも、そういうところだよなぁほんと、になった。

さらに言うなら、〝壁を壊せるような〟じゃなくて〝壁があるならそこが壊れるような〟って、あくまでも仮定表現にとどめたところも超好きでした。分断は確実に存在するけど、それだって万人にとってのものではないからこそ、存在することを言い切らないのが誠実な姿勢だなって。そのやわらかい優しさが誰かの心にある壁を貫いてしまうところ、私も見たいよ。


一つ一つは些細な語り口の問題で、こうやって逐一文字に起こしてあーだこーだ考えるのも無粋なことかなとも思うけど、でもやっぱり、誰かの目を通した情報ではなく確実にそのまま届けられたじゅりちゃん自身の言葉がこんなにも細やかな配慮に満ちていると知ると、うわすご好き……以外の感情がなくなってしまうのも事実で。


「精一杯ジャニーズのラップ担当としてかましてきます。見守っててください、お願いします」


スタジオの相葉さんに向けられたメッセージの中で〝ジャニーズのラップ担当として〟と話し、すとーんずの連載の中で「俺はあくまでもラッパーじゃなくてラップを担当しているアイドルグループのメンバーのひとりだと自覚している」と語るじゅりちゃんだからこそ、垣根を越えるための架け橋みたいな存在になり得るし、それを目指すことに意義を見出してるところが己の方向性の決め方として好きだなと思う。

良し悪しの以前に当然の事実として自分はジャニーズ事務所のアイドルだという認識があって、例えそのせいで何か不自由に感じることがあっても所属から逃れようとするよりもその場所で出来ることの幅を広げればいいという意識を持って進んでいるところ、応援していてこんなに心地良く有難いことってないです。


「歌って踊ってファンの人たちと楽しさを共有することがアイドルの大前提」で、それを忘れずにいたいという想いを正面から受け取ったし、ファンが楽しそうにしてたら外野だった人がそれを見て輪に加わりたいと思ってくれるだろうという、自分たちの存在の広め方への、安直に言えば〝解釈の一致〟が本当に心地良い。


そう、SixTONESを応援するの、めちゃくちゃ心地良いんですよね。


提示されるものに確かな自信と、それと同時に感謝の気持ちが宿っていて、強い信頼関係があることは大前提として、長く一緒にいる人たちが一定の努力によって成立させている距離感の温度のちょうど良さとか、ぜーーんぶひっくるめて、たまらなく心地良い。好きだな〜になったのが本当に最近なのであれこれ語るのもアレなんですけど、兎にも角にも新参者がこんなに楽しく生きてるわけだから「ファンが楽しんでるのを見てその輪が広がる」というじゅりちゃんの描く理想の形はきっとこれからも綺麗に達成されていくのだろうと思います。マスカラだって絶対にそのきっかけの一つになるしね!


ほんの数分のインタビューや見開きの雑誌掲載だけでも話したいことは山ほどあって、供給されるものを一欠片も溢さないように丁寧に咀嚼してたら時間はあっという間に過ぎていくし。忙しいけど、幸せなことだなぁと思います。


はぁ〜〜SixTONESと田中樹さんのこと好きになってから毎日ほんっと充実してて楽しいな。この輪がいっぱい広がって、たくさんの人に届いていったらうれしいね。



おわり

(まとめ方が分からないからとりあえずこう言っとけばの精神)